2015.11.1 かまくらアトリエ星の井

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                                      心の薬 ビーチグラスアート VOL98
目次
 1.かまくらアトリエ星の井
   ・林檎とビーチグラスとキャンドルランプ
  
 2.コース及びイベント紹介
   ・イベント

 3.ビーチグラスアート
   ・ビーチグラスのある風景
   ・今月のビーチグラスジュエリーの販売

 4.鎌倉情報 
   ・自然災害列島日本 自分の身は自分で守る 鎌倉災害ハザードマップ
   ・今が旬 鎌倉に咲く今月の花 紫苑


 5.こころとからだの健康 50歳過ぎたら健康はすべてに優先する
   (1)地図を持たない旅シリーズ 
      記憶力を改善させるバーチャルリアリティー旅行
      ・花の遍路道(6) ミニお地蔵さんとの再会
   (2)ウォーキング++(Walking Stretching Refreshing)
      ・不老の修行「不老ふし温泉」

  
 ■タンス預金を金の木に変えるMMZの勧め
  ・あなたならどうする
 -低預貯金金利でインフレという中高年にとっては有り難くない経済状況
 -間もなく消費税10%に
 


かまくらアトリエ星の井


津軽の林檎園


岩木山と林檎園


西津軽のビーチグラス

■林檎とビーチグラスとキャンドルランプ

 10月26日の早朝にラジオを聞いていたら、「今、東の空に金星と木星が寄り添うように見えます」と言うので、早速、テラスに出て空を見上げれば、見えた見えた。明るく光る金星とその横にちょっと暗い木星が見えました。これは朝から珍しいものを見せてもらいました。早起きは3文の得と言いますがまったくその通りです。
 さて、今月の前半は津軽半島に滞在しておりました。岩木山を取り囲むように広がる林檎畑を見るためにやって来ました。昨年も訪れましたが6月でしたので林檎の花の季節は終わっていて、車窓からは青々とした広大な林檎畑がよく見えていました。この畑の林檎が実をつけたらどういう風景が展開されるのか見たいと思っておりましたので、またまた津軽にやって来たわけです。林檎は今が旬でご覧のように1本の木に何百個もの林檎の実を付けておりました。これが沢山あるわけですからなかなか見応えがある風景でした。風景だけでなく取れたての林檎の実はとてもおいしいのです。感激する美味しさでした。林檎一つで医者いらずというくらいですから毎日林檎を食べて健康な生活を送っておりました。津軽は林檎だけでなく、五能線に乗り、日本海側に出れば海岸でビーチグラスを拾うことができます。修行中のビーチグラスも多いのですが、中にはビーチグラスジュエリーに使えるようなものもありました。これからはランプ作成が楽しい季節となりますので、集めたビーチグラスはランプ作成の材料にするために持ち帰りました。
 今日はハロウィーンですのでキャンドルランプのローソクに火を灯しました。
 



            かまくらアトリエ星の井
               2015年10月31日
 
星の井マインドランプ キャンドルランプ

■コース及びイベント紹介
 
○イベント
 2016年3月にビーチグラスで作るアクセサリーのペンダント作成体験コースを沖縄で開催いたします。
コード コース名 開催日時 開催場所 受講費
BJ603E ビーチグラスで作るアクセサリー
ペンダント作成 人魚の涙Ⅱ
サンプルペンダント付
3月10日
13:00 - 15:00
沖縄 3,200円
   
 興味ある方はお問い合わせください。
        

        
 

ビーチグラスアート
 
■ビーチグラスのある風景

 気に入ったビーチグラスを掲載してます。

 
■ビーチグラスジュエリーの販売

 ビーチグラスを見たことのない人のために、海岸で採取したビーチグラスを使用したビーチグラスジュエリーを販売しています。
商品コード 商品名 ビーチグラス採取地 価格 販売期間 
BJ9801 ビーチグラスジュエリー
ネックレス
人魚の涙Ⅱ
津軽半島 2,500円 11/1~11/30 
 上記金額には消費税、送料が含まれています。

■8日以内返品可
 商品をご覧いただき、万一お気に召さなかった場合や、注文を取り消される場合、商品到着後8日以内であれば返品できます。(取り消し料不要、返送料及び返金振込手数料のみご負担ください。)
 
■お支払い方法
 指定銀行口座への事前振込を御願いしております。(振込手数料は購入者負担とさせていただきます。)
 
■商品のピックアップ
 ここで紹介しています商品は、当アトリエ(鎌倉)にてピックアップ可能です。その際は、支払いはピックアップ時となりますで事前の振込みの必要はありません。
 現地ピックアップご希望の方は事前にご連絡ください。

■ 申込みはこちらから 購入

 
高品質のビーチグラス
 
 
 ■使用材料
 ・ビーチグラス 青森県にて採取 最長2.4センチ
 ・ワイヤー アルミ金色メッキ
 ・チェイン 真鍮 40センチ
 

鎌倉情報 

鎌倉地区別危険箇所マップ(暫定版)

洪水警報が出た滑川

■自然災害列島日本 自分の身は自分で守る 鎌倉災害ハザードマップ

このところ、洪水、地震、火山噴火と立て続けに自然災害が発生しています。これだけ頻発すると自分の居住エリアは自然災害のリスクはどうだろうかと心配になります。鎌倉は海あり、山あり、川ありとその複雑な地形から自然災害が起こりそうな場所が多く有りますので、自分の居住エリアにいかなるリスクがあるかを知っておく必要があります。そこで見つけたのが地区別危険箇所マップ(暫定版)です。これは市役所のホームページ上に掲載されているもので鎌倉市内の次の自然災害リスクが一目でわかるようになっています。
・土砂災害警戒区域
・土石流危険渓流氾濫区域
・洪水浸水想定区域
・内水氾濫浸水想定区域
・津波浸水想定区域
鎌倉駅周辺はこのところ毎年のように水浸しとなっていますが、マップ上は内水氾濫浸水想定区域に該当しています。海側は津波の心配があります。このマップによれば海に面した鎌倉旧市街は津波により、ほぼ水没する想定になっています。津波は海から2km以上離れた鶴岡八幡宮近くまで押し寄せてくる想定となっています。鎌倉は山を切り開いて宅地にしているところが多く有りますので、このようなところは土砂災害警戒区域に指定されています。マップ上、茶色がその該当エリアですが、市内のほとんどがこの指定エリアとなってしまいます。すでに住んでいる人はそれなりの心構えができていると思いますが、これから鎌倉に居住しようお考えの方は、この地区別危険箇所マップ(暫定版)を参考にされて、少しでもリスクの少ない場所に居住することをお勧めします。
 これからは「今までは大丈夫だった」が通用しない気象環境になってきたようですから、自分の身は自分で守るようにしないととんでもない目に合うかもしれません。当アトリエは以前は由比ヶ浜海岸近くの長谷にありましたが、現在は地区別危険箇所マップ(暫定版)上、リスク指定のない雪ノ下に10年ほど前に引っ越してきました。
 

今が旬 鎌倉に咲く今月の花
紫苑 (しおん) 海蔵寺 萩の花が終わってもまだまだ咲き続ける紫苑です。

50歳過ぎたら健康はすべてに優先する
地図を持たない旅シリーズ
 記憶力を改善させるバーチャルリアリティー旅行
 ■花の遍路道(6) ミニお地蔵さんとの再会
 
                            

伊予三島で見つけた遍路道標

三角寺へ

三角寺

遍路道標 「こまつを」

大興寺参道

琴弾公園内の銭形砂絵

68番札所神恵院と69番札所観音寺

みの駅から弥谷寺へ

遍路道標 弥谷寺へ

弥谷寺 参拝客を見下ろす観音様

善通寺、金毘羅方面の道標

善通寺周辺

善通寺

善通寺から金倉寺へ

善通寺から金倉寺へ

金倉寺

道隆寺へ

道隆寺

お地蔵さん再び
 2015年「花の遍路道」の最終回です。今回は第65番札所三角寺から第77番札所道隆寺までの比較的楽な遍路道を3日間かけて歩きました。難所の66番札所 雲辺寺はパスしました。歩いた距離は70kmでした。この中から歩いて楽しかった遍路道を紹介します。

四国霊場第六十五番 三角寺
四国霊場第六十七番大興寺
四国霊場第六十九番観音寺
四国霊場第七十番札所本山寺
四国霊場第七十一番札所弥谷寺
四国霊場第七十五番札所善通寺
四国霊場第七十七番札道隆寺

 出発前日は、いつものように明日歩く道程のイメージをGoogle Street viewを使用して、頭に記憶させます。これで地図がなくても目的地に着けるようになります。バーチャルで見たものと現実の風景を融合させることにより物事を進めるバーチャルリアリティーなのです。ゲーム的な要素もあり旅の楽しみを倍増させてくれます。
 さて、この日は伊予西条駅を8:47に出発しました。三角寺の最寄りの駅である伊予三島駅で下車しました。時刻は9:32です。ここからGoogle Street viewで確認した遍路道標のある場所に先ずはたどり着かなければなりません。記憶力を駆使して目印を確認しながら歩きます。自分の記憶の通りに歩いて遍路標識を見つけた時は嬉しいものです。ご覧の標識が今日のツアーの始まりとなる遍路標識です。Google Street viewではこの場所には建物が建っていましたが現在は更地になっていました。時にはこんなこともあります。三角寺まで四十丁と書かれていますので、ここから5キロほどの道程であることが分かります。三角寺は「伊予最後の霊場で、標高は約430m、平石山の中腹にある静かな境内」とホームページに記載されていた通り、その遍路道の後半は山道でした。途中数々の遍路標識に導かれて三角寺の山門に12:30に到着しました。江戸時代の俳人・小林一茶が寛政7年(1795)に訪れたとき、「これでこそ 登りかひあり 山桜」と詠まれただけあって、山内には樹齢3、400年の老桜が満開を終えたばかりでした。変わり桜として緑色の花を咲かすものがちょうど満開でした。途中誰にも会うことはありませんでしたが、寺に着いたら沢山の参拝客に出会いました。車遍路の人達です。三角寺は寺に至るまでの遍路道が素晴らしいのですが、車では味わうことができません。自分の足で歩けるうちに遍路はしたいものだと感じました。そんなことを考えながら、川之江駅に向かって下山しました。遍路道からはずれますので交通標識を頼りになんとか川之江駅に着きました。ここから今日の宿泊施設のある観音寺まで電車で移動しました。

 翌日は観音寺周辺の遍路道27キロを歩きました。観音寺のホテルを出た後は、地図を持たない旅ですから、 霊場巡りを誘導してくれる遍路道を探さなければなりません。5kmほど歩いた田園地帯でご覧のような遍路標識を見つけました。右に行けば66番札所 雲辺寺、左に行けば「こまつを」と表示されています。「こまつを」とは67番札所「小松尾山 不動光院 大興寺」のことです。この遍路標識から2キロほど歩いて、大興寺に着きました。ここではご覧のような立派な土塀と楠の大木が印象的でした。田園の中の大興寺を後に今度は観音寺市内に向かいました。迷いながらも10km歩いて琴弾公園まで来ました。迷ったおかけでご覧のような銭形砂絵を丘の上から見ることが出来ました。目指す68番札所神恵院はこの公園の一角にありました。ここでは同じ敷地内に神恵院と69番札所観音寺が同居していました。何やら複雑な事情のある寺のようです。不思議な事に地元の人に観音寺はどこにあるのかと尋ねて的確な答えはいただけませんでした。これには驚きました、地名にもなっている観音寺がどこにあるのか知らないというのですから驚きです。どうやら市街地では遍路寺の影は薄いようでした。標識を頼りにたどり着いた観音寺を後に、6kmほど歩いて70番札所本山寺に向かいました。どうも市街地は苦手です。またまた迷子になりながらどうにか本山寺に着きました。ここは5重の塔がある立派な寺でした。今日の遍路道は市街地でしたので今一つ楽しみに欠ける1日でした。

 遍路最終日は、ホテルを8時に出発し、観音寺駅からみの駅まで電車で移動しました。電車の利用者はほとんどが学生です。みの駅に到着し、ボタンを押してドアを開きます。降りたのは私一人で慌てて車掌が切符の回収に走ってきました。この駅は無人駅のようです。今日は寒くて風が強くせっかく咲いた八重桜の花が風で飛ばされていました。駅を後に弥谷寺に向かいました。とは言っても、手元には地図はなく、昨日頭に埋め込んだ情報を頼りに、歩きだしました。途中、コンビニでコーヒーを仕込んで、コーヒーを片手に再び歩きだしました。やがて、お馴染みの遍路道標が出てきました。これで一安心です。あとはこの遍路道標の導き通りに歩いていけば目的地に着けるはずです。やがて、弥谷寺入口までやってきました。看板を見ると結構大きな寺院のようです。何しろ寺についての研究はしてきませんでしたから行く先々でのぶっつけ本番の驚きを味わうことになります。参道は階段の連続で、どんどん山の上に上がっていきます。山門を潜り抜け、やがて、大きな観音さんが出迎えてくれます。そこを過ぎると百八階段なる急斜面の階段を上ることになります。看板によれば、この階段をのぼりながら煩悩を捨てるんだそうです。煩悩を捨てるであれば1000段くらいないと、そう簡単には捨てられないと思うのですがまあいいかと妥協しながら上りました。霊場という言葉がぴったりとする場所です。おびただしい数の苔むした仏像に、断崖に彫り込まれた仏像など幽谷の雰囲気をかもしだしていました。階段を下り、善通寺、金毘羅方面の道標に従い歩きだしました。善通寺までには72,73,74の3つの札所がありますがいずれも小寺で特に印象に残るような事もなく善通寺にやってきました。予想通りの大寺院で多くの参拝客でにぎわっていました。出口を間違えたのか遍路道標が見当たらないのです。そのうちに自衛隊の駐屯地なるところに来てしまいました。中から自動小銃を抱えた自衛艦官が号令とともに行進しながらでてきました。どうも場違いなところに来てしまったようです。誤りを悟ったときはもとの場所に戻るのが得策です。というわけで再び善通寺に戻り、地図を確認しました。どうも出口を間違えたようです。地図で指示された出口から出ると目の前に遍路道標があり、さあ行こうというという気になりました。参道を歩いて行くと私以外に誰もいない商店街なのです。善通寺は参拝客で賑わっていたのですが、車で来て車で帰ってしまうので参道を歩く人はいないようです。ほとんどゴーストタウン状態です。そんな参道を歩き、突然、遍路道標が左の道に入るように指示していましたので左に逸れました。金倉寺までは2.7kmとありますのでそんなに遠くはありません。遍路道標に従い歩くと、本日一番の光景に出くわいました。蓮華を背景した地蔵が金倉寺に案内するのです。金倉寺を参拝すれば一生金に困らないとされる有り難い寺院です。この寺の絵馬はご覧のような黄金の大判のようです。ここでは力を入れて参拝しました。ご利益を期待しながら次の目的地向かいました。道隆寺へは多度津方面に4kmほど遍路道標に従い歩けば到着します。途中、歩いているとどこからか「お遍路さ~ん」と呼びかける声がしました。後にも先にも歩いているのは私だけですので何の用なのかと振り返ると、年寄りが駆け寄ってきて、地蔵のミニチュアを差し出して、お土産に持ち帰ってくれというのです。自分の息子が作ったものだと言っていました。どこから来たのかと尋ねるので鎌倉だと答えると、ぜひこのミニチュア地蔵を鎌倉までお土産として持ち帰ってくれと言ってました。かわいいので持ち帰ることにしましたが、よく見れば横峯寺の渓流沿いの参道で見かけた可愛らしい地蔵に似ていました。ここで再びミニチュア地蔵に出会うとは思いもしませんでした。お爺さんのありがたい接待に礼を言い、今回のツアーの最終目的地である第77番札所 「桑多山 明王院 道隆寺 そうたざん みょうおういん どうりゅうじ」に到着です。10日間にわたるツアーはこれで終了です。市街地の遍路道より山の遍路道のほうが歩いていて楽しいと思った次第です。
 来年は78番から最終札所88番に出かける予定ですですが、市街地が多いのでコースを大幅に変更しようと今から考えています。

 
 ■ウォーキング++ (Walking Stretching Refreshing)
  不老の修行「不老ふし温泉」

Walking++ 温泉を考える


青森県 不老ふし温泉


不老ふし温泉 海辺の露天風呂


夕陽を見ながら入浴


日没とともに露天風呂は閉鎖
  「百歳まで健康に過ごすアトリエ星の井の戦略 」を紹介したのが2011年12月の事でした。 ウォルター・ボルツ氏の「百歳まで健康に過ごすボルツの戦略」に触発されて、百歳まで健康に過ごすアトリエ星の井の戦略としてWalking++を作った訳です。Walking++も4年目に入り、「ウォーキング」と「ストレッチ」は日課としての効果を既に実証しています。現在は残る「リフレッシュ」を色々な視点から試しているところです。年初より特に「健康と温泉」に焦点を当て、色々な温泉施設に出かけています。
 
 今回は青森県西津軽にある不老ふ死温泉を紹介します。
 鯵ケ沢から五能線に揺られて、途中、深浦駅で乗り継いで2時間半ほどで艫作駅に着きました。ここから不老ふ死温泉ホテルの送迎車でホテルに向かいました。5分ほどで海岸にある不老ふ死温泉に到着です。チェックイン後、早速、人気の本館の海辺の露天風呂に出かけました。この露天風呂は日帰り入浴も受け入れていて、利用者が何人か入って来ました。本館での入浴はまず、給湯設備のある内湯で体を洗います。内湯には黄金色の湯船があり、「熱湯」の張り紙がしてありました。ここは源泉掛流しですので52.2度の熱い温泉が流し込まれているようです。大量の温泉が湯船に流れ込むのですがその湯の色は無色透明です。湯船に流れ込んだ後に黄金色に変色するようです。熱めのお湯ですがそれでも入れない温度ではなく肩まで浸かりました。窓からは海辺の露天風呂がよく見えました。5,6人は入っているようでしたのでまた後で入ることにして、内湯を出て、部屋に戻ることにしました。脱衣場に掲げられている温泉分析表を眺めたところ着色の原因となる鉄が含まれているようです。この鉄が空気に触れてたちどころに酸化して黄金色になっているようです。部屋に戻り休憩しながら日帰り入浴サービスが終了する時間まで待って再び海辺の露天風呂に出かけました。内湯でシャワーを浴びてから露天風呂に向かいました。露天風呂に行く際には、衣服を入れるザルを持っていかなければなりません。何しろ露天風呂には湯船以外何もないようなところです。本館の建物を出て海岸まで20メートルほど歩いて行きます。この日は温暖で風もなく絶好の露天風呂日和でしたが、天候荒れれば入浴できない立地です。露天風呂は混浴と女性専用に分かれていて、私が行った時には高齢の夫婦連れが先客で入浴していました。女性には混浴用の水着を受付で貸与しているようでした。混浴用の湯船はひょうたん形をしていて一度に10人以上は入れる広さがありました。湯温は熱くもなくぬるくもないちょうどいい温度になっていました。温泉の流入口をみると温泉と共に水を流し込んでいました。これで長湯耐えられる適温にしていました。この露天風呂の最大の売りは湯船からサンセットが眺められることです。湯船からそのまま水平線に繋がっていますから日本海に沈む太陽がよく見えます。太陽が沈むとこの露天風呂は閉鎖されます。照明設備がありませんから辺りは暗闇に包まれることになります。この露天風呂の人気の秘密は露天風呂と日本海との一体感ではないかと思いながら出てきました。廊下に悪天候の時の露天風呂周辺の写真が貼ってありましたが、高波に呑まれて露天風呂は消えていました。朝から夕方までひっきりなしに利用者の車が出入りしている様子が部屋から見えました。
 夕食後は新館の大浴場に出かけました。大浴場は海辺の露天風呂を見下ろせるような高台にあり、日本海が一望できます。ただし、夜は何も見えませんでした。大浴場には温泉が勢いよく流れ込む小さな露天風呂があり、熱めの湯の後に入るとちょうどいい湯加減でした。時間帯が良かったのかほぼ貸切状態でした。本館も新館も惜しげもなく湯をふんだんに湯船に流し込むのが気に入りました。名前の通り、「不老」の修行になる温泉かもしれないなあと思いながら出てきました。大浴場に行く廊下には過去に取材やロケで訪れた芸能人の写真が沢山貼ってありました。私は知りませんでしたが世の中にかなり認知された温泉のようです。
 翌朝は新館で朝風呂です。団体客が来ない早朝に出かけましたがそれなりに混雑していました。本館の海辺の露天風呂は8時オープンとなっていましたので朝食後に行くことにしました。朝食会場は団体客でごった返していました。彼らは夕方5時ごろにやって来て、翌朝8時には出かけてしまいますので8時が過ぎると静かな温泉場となります。今日も天気が良く、再び海辺の露天風呂にやって来ました。オープンしたばかりですので誰もいない貸切の露天風呂でした。今朝は干潮の時間帯なのか湯船からそんなに離れていない岩場を歩きながら漁をしている人がよく見えました。鎌倉でもよく見かけるアオサギも磯で漁をしているのがよく見えました。目をあげれば美しい水平線がよく見えます。昨日は気がつかなかったのですが、湯の注ぎ口は間欠泉みたいに時おり音を立てながら流れ込んでいました。この音を聞きながら長湯をしておりました。時おりカモメが飛んで行きました。そのうちに数人の客がやって来ましたので上がることにしました。ここは風を遮ってくれるものがありませんので冬はさぞかし寒いだろうなと思いながら出てきました。






 ■タンス預金を金の木に変えるMMZの勧め
  ・あなたならどうする
  低預貯金金利でインフレという中高年にとっては有り難くない経済状況になりつつあります。
  「日銀は2%のインフレを目指すと言う」もし実現すれば現金や預貯金はどんどん目減りすることになります。





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