2017.1.4 Joeclub Healthy Program Walking++

「季節ごとに違う環境で暮らしてみたい」という願望を実現
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                      日本を歩く、世界を歩く、歩いて体と心の健康を維持 VOL7
目次
 1.New Life Style Walking++
   ・2017年度版Walking++が始まります
  
 2.2017年3月の予定
   ・CoralReefWalking++
  
 3.地図を持たない旅シリーズ
   バーチャルリアリティー旅行 JiBaGO
   ・俵山温泉を歩く
  

 
1.New Life Style Walking++


大分県別府


大分県長湯温泉
■2017年度版Walking++が始まります 

 短期間でもいいから「季節ごとに違う環境で暮らしてみたい」という願望の実現を標榜するWalking++プログラムの2017年度版がすぐに始まります。
 1月は日本最大の湯量を誇る温泉地の大分編「OnsenWalking++」です。このコースは毎日が温泉三昧の日々を過ごすプログラムです。毎日異なる泉質の温泉が楽しめますので、温泉好きにはこたえられない内容となっています。2週間のほとんどを別府で過ごしますが、一部、炭酸泉が楽しめる長湯温泉もカバーする予定です。参加者の皆様には奥の深い温泉カルチャーにどっぷりと浸っていただける企画になっています。
 
 


                  Walking++事務局
                  星乃井次郎
                  2017年1月4日



2.2017年3月の予定
開催年月 Joeclub Resort 内容
2017
3月
CoralReefWalking++
沖縄
14日間
感動の海
タラソテラピー
湯治
仮想現実
アート
食療法


沖縄




■CoralReefWalking++ 

 3月は沖縄でWalking++を開催します。3月の沖縄は意外と寒く、トロピカルな雰囲気を求めて訪れるとちょっとびっくりするかもしれません。Walking++にとっては寒いくらいで歩くにはちょうどいい季節です。来年のプログラムは特に海の美しい海岸を歩くプログラムにしました。

 ところで、Walking++の主目的ではありませんが、本土は花粉が飛び散るころですので花粉症対策として沖縄に滞在することは意味があります。経験的に1日経てば花粉症の症状は出なくなりました。


 




               
 

 ■俵山温泉を歩く 

大坊ダム湖に掛かる錆びだらけの鉄橋

県道38号線に誘う道路標識

山深い場所を走る県道38号線

俵山温泉街の地図

俵山温泉街を歩く
 地図を持たない旅シリーズです。記憶力を改善させようとするバーチャルリアリティー旅行の山陰編です。バーチャルリアリティー旅行とは仮想の体験と現実の体験を融合させた旅行です。この旅行では地図は持参しません。出かける前日に翌日に歩くルートをGoogle Mapのストリートビューを使用して仮想体験します。2度繰り返せば、よほど複雑なルートでなければ大方頭に入ってしまいます。映像効果の大きいことを認識させられます。翌日はこの頭の情報に従って、地図もスマホも見ずに実際の道を歩くわけです。これは一種のゲームのようなもので、なかなか楽しい旅行となります。実際に訪れると何か懐かしさを覚えたりすることもあるし、時には人に尋ねながらの旅になってしまうこともたまにはあります。
 今回は山陰にやって来ました。2週間かけて出雲空港から山口宇部空港までを旅しました。
 
 2週間に渡る山陰の旅もいよいよ終りが近くなってきました。今回紹介するのは油谷のホテルから俵山温泉までの約14kmの山道の旅を紹介します。浜田の美又温泉を訪ねて以来の久しぶりの本格的な山道です。

 3日間滞在していたホテルを8時半に出発しました。今日も冷たい風が吹く朝でした。ストリートビューで見た通りに歩き、国道191号線からちょっと近道するために旧道に入りました。旧道沿いには人家が点在していますがその周りは水田と畑です。水田と畑の周りは動物除け高い柵張り巡らされていました。この辺りには農作物を食い荒らす獣が住んでいるようです。そう言えば、雑木林を歩いている時に姿は見えませんでしたが猿の鳴き声が聞こえたような気がしました。旧道から国道491号線に入ると雰囲気ががらっと変わり広い歩道のある道となりました。この道路は大そう立派な道路ですが自動車はめったに通らない不思議な国道です。ホテルを出て1時間足らずで大坊ダムに着きました。休憩を兼ねて、ダムの見学コースを歩いてみました。こじんまりした感じのダムでした。午前10時ごろなのですが人は誰もいない寂しい場所です。ダムを後になだらかな坂をどんどん上がっていきます。やがて、赤茶けた鉄橋が見えてきました。ここからはダム湖が一望出来ました。この橋からすぐ近くにもう一本橋が見えました。おそらくこの国道ができ前からある旧道の橋のようでした。あとで調べて分かったのですが旧道の方が歩いて楽しそうな気がしました。ただ、鹿とかイノシシがでそうな雰囲気の場所なのでちょっと決断がいるかもしれません。この橋から3kmほど歩くと、県道38号線の入り口に着きました。ここまでくるとあの立派な国道491号線がしょぼい国道になっていて、交通量少ない理由わかるような気がしました。一方、県道38号線はここから本格的な山道になり、道も車がすれ違えないような狭い道幅です。道は山肌を周回して登るような感じで、ジグザグの薄暗い林間コースです。幸い車は通りませんでしたから安心して歩けました。途中で、道路保安員の方に声を掛けられました。これから俵山温泉に歩いて向かうというと驚いていました。でも昔は、皆歩いて温泉に行っていたのだから驚くには値しないと思うのですが。同じようなジグザグの道をただひたすら歩くとやがて下り坂になり、やがて道幅が広がり平地になってきました。あとどのくらいかなと思いながらとにかく歩きました。やがて川沿いの道となり、人家がポツリポツリと見えてきました。もう近そうな感じがしました。やっと案内板が出てきて、俵山温泉が近くなったことを教えてくれました。道は単純ですので迷うことなく温泉の市街地に入って来ました。市街地の入り口に俵山温泉マップがあり、意外と大きな町であることがわかります。あとでわかったのですがこのマップはこの温泉地が栄えていたころのもので現在は、営業していない宿泊施設が多くありそうでした。この温泉街は昭和初期にタイムスリップしたような雰囲気の通りでした。ここに宿泊して分かったのですが色々ビックリすることがありました。この温泉街では、基本は自前の温泉施設を持たないようです。最近は、自家温泉ありの看板を出しているところもありました。私の泊まった旅館も温泉施設を持たない昔ながらの旅館でした。客室は時代劇ドラマに出てくるような作り、廊下に面して各部屋が並んでいるものでした。スリッパを廊下で脱いで部屋に入ります。引き戸にはカギはありません。廊下を見れば、部屋に人がいるかどうかすぐにわかります。トイレや洗面所は共同です。部屋にはすでに布団が敷かれていて、何時でも寝られるようになっていました。どの部屋も布団が敷かれていましたからこれが普通のようでした。部屋にはテレビと金庫がでんと置かれていました。大事なものは金庫に入れておくようにということらしい。一息入れてから早速、近くの「白猿の湯」に出かけました。この温泉施設は近代的で快適でした。この温泉の効用はホームページをご覧いただければと思います。この施設は観光客向けに作ったような感じで、人が多いのが難点でした。湯治場らしい温泉は「町の湯」という名の施設がありましたがこちらには行きませんでした。明朝、朝食後に再び「白猿の湯」に出かけました。午前中は早割があり、半値でした。今朝は人も少なくゆったりとできました。日本全国古来よりある温泉場が衰退しているように、この温泉場の衰退は激しく、もっと若い人を引き付けるような工夫が必要な気がしました。

 次回は俵山温泉から長門湯元温泉までの12kmの山道の旅を紹介します。

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